記事一覧

エクセルの本

2009.04.05

馬頭の大山田にいらっしゃるITライターの松井幹彦さんがまたまた本を出されました(いったい何冊目になるんだろう)。

松井幹彦の「Officeソフト」ウォッチング
http://office-watching.com/blog/

今回は文庫サイズのエクセルのtips集ですね。
うちのパソコン学習会のネタ本として使ってみようとかなと思って何冊か買ってみました。

ファイル 13-1.jpg

コンパクトなので机に置いておいても邪魔にならないし、ヒマなときにページをめくりながら目からウロコをぽろぽろ落としてみるのにもよさそうです。
最近本屋で見かけるエクセル本はOffice2007向けのものばかりですが、この本は2007と2003に対応しているんで利用しやすそうです。
Office2007は以前のバージョンから大幅な操作性の変更があったのでこういう配慮は書く側としては苦労が多いと思うんですが、さすがにオフィスソフトアナリストの草分け的存在の松井さんで、行き届いた本の作り方だと思います。

ファイル 13-2.jpg
これはパソコン関係のムック『パソコン自作を愉しむ』に載った松井さんのお宅。
のどかな里山にある築200年の古民家からITの最新情報が発信されているわけで、なんか面白いっす。

エイプリルフールウィルス

2009.03.31

3月も今日で終わりですね。
明日はエイプリルフール。

コンピュータウィルスの感染経路は様々ですが、今の時期のものとしてはエイプリルフールウィルスがあります。

これは、メールの本文に書かれているリンクをクリックするとウィルスが仕込まれたウェブサイトが開いて自動的にウィルスプログラムが実行されるというものです。

今年はこれが流行するかどうかは分かりませんが、知らない人からのメールには注意しましょうね。

以下、参考サイト
「エイプリルフール」にちなんだ悪質メール、ウイルスサイトに誘導」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080401/297602/

転ばぬ先のパソコンメンテナンス

2009.03.07

馬頭観光協会に花の風まつりの参加申請書を提出してきました。
今年も去年と同じパソコンのメンテナンスのワークショップをやることにしました。

今回はGW初日の4月29日(水)です。
ファイル 7-1.jpg

えーと、内容は、

1.トラブル事例紹介
2.自分のパソコンのスペックを知る
3.ディスクのクリーンアップ エラーチェック ディスクデフラグ
4.データや設定のバックアップ
5.電源の設定(ノートパソコン対象)
6.セキュリティソフトについて(動作環境とセキュリティ)
7.質疑応答

ざっとこんな感じかな?

1.トラブル事例紹介
2.自分のパソコンのスペックを知る
まず日頃仕事で出会う事例を紹介してパソコンの扱いでの注意点を整理します。そしてまず自分のパソコンがどんな性能を持っているかを知っておくのが肝心ですね。

3.ディスクのクリーンアップ エラーチェック ディスクデフラグ
4.データや設定のバックアップ
この2つはWindowsに備わっているメンテナンスの方法ですね。
この辺はパソコンを買った時に付いてくるマニュアルに書いてある項目ですが、マニュアルはあんまり読まれませんから・・・。

5.電源の設定(ノートパソコン対象)
バッテリーパックはノートパソコンでもっとも劣化が早いパーツのひとつなんですよね。
電源の初期設定はモニターをパタンと閉じると休止状態になるように設定されている場合がほとんどです。
これだと、使ってない時も常に通電している状態ですから、次に使う時に起動が早くて便利ですが、バッテリーパックにとってはあまりよくありません。
使い方に合わせてこの辺の設定を変更する方法を紹介します。

6.セキュリティソフトについて(動作環境とセキュリティ)
パソコンレスキューの仕事で、動作が異常に遅いので見てくれという依頼がとても多いです。
原因は様々ありますが、その中でもよくあるのがセキュリティソフトの負荷によるもの。
「子供が使ってたけど、買い換えて余ったのがあるのでそれを使ってる」
っていう人がすごくおおいです。子供のおさがりの古いパソコンですねw

パソコンの普及でセキュリティの問題が表面化して来ましたから、それに対応してセキュリティソフトもどんどん進化しています。その分プログラムも巨大化して、動作させるために高い性能が求められるようになってきています。
有名セキュリティソフトはどこもメインメモリーが258MBあれば動作するって書いてるようですが、はっきり言ってこれはウソですw
実際は少なくとも512MBは欲しいところ。
ではどうすればいいか。
この辺の話しをしたいと思います。
あ、特効薬はないですからねw
この話しをすると皆さん最新のパソコンのように快適になると思っちゃうようですが古いもんは古いんで。ある程度改善できるというお話し。

あとは皆さんの質問に答える時間にしようと思います。
質問が多いと混乱するので、事前に質問内容を教えておいてもらえると助かります。
メールかファックスか電話か道で見かけたら呼びつけるとか。

時間があればセキュリティについても話しをしたいですね。
わりとよく聞く話で、ネットに接続していなければ絶対安全!
と思っている人が多いようですが、これは間違いです。
たとえば去年から流行しているUSBメモリーを介して感染するウィルスというものもあります。USBメモリーじゃなくてもCD-RやDVD経由でもウィルスに感染しますし。

花の風まつりまでまだ時間があるので、多少あるいは大幅な内容の変更があるかも知れません。
リクエストなどあればどうぞ。
需要が高い内容であれば当日のメニューに加えさせていただきます。

那珂川町のパソコン教室

2009.02.23

那珂川町も光通信によるCATVが4月から開通します。
テレビはほとんど見ないから個人的にはあんまり関心がないんですが、パソコンの仕事をしているので、ネット通信のインフラに関して興味津々で注目してきました。

去年の総務省の統計によれば、いままでもっとも普及率が高かったADSLを抜いて、光ケーブル接続(FTTH)がトップになりましたね。
トップになったとはいえ、地域の視点で見ていくと都市部から離れた農村部や山間地帯はまだまだ普及が進んでいません。

この原因は、田舎には利用者が少ないので光ケーブルの敷設がなかなか進まないことにあります。採算がとれませんから。

インターネットとう言い方が一般的ですが、実際にホームページを閲覧したりして利用しているのは「WWW=ワールド・ワイド・ウェブ」と言います。
ウェブは”クモの巣”の意味です。

”世界にクモの巣状に張り巡らされた(双方向)通信システム”

ということですね。
古来から国家は都市を中心にして発展してきましたから、人の交流は都市中央対地方という構造が基本になっています。
それは現代の社会でも変わりません。
その基本構造を越えて「何処からでも、何処にいる人とでも」コミュニケーションがとれる画期的なシステムとして登場したのがインターネット=WWWなわけですね。

このシステムでよりおおくの恩恵を受けられるのは、都市部から離れた離島や農山村のはずなんですが、現実はそうではありません。
経済的な背景から、通信インフラにおいても田舎は取り残されて来ました。

那珂川町の馬頭は山林が面積の7割を占めます。その為にいまだにADSLを利用できずにISDNでネットに接続している地域があります。
ケーブルテレビの開設でこの問題は解消できるでしょうね。

それから、栃木県北部は雷のおおい地域ですが、ADSLは雷に弱いんですよね。高速通信を実現するためにかなりデリケートな技術が使われていて、天候の変化のような自然環境からも影響を受けます。
光ケーブルを使えばその問題もクリア出来るはずです。

まあ、細かいところで気になる点はいくつかあるんですが、その辺は利用してみてまた報告したいと思います。

ところで、ITの世界に”デジタルデバイド”という言葉があります。
本来は「経済格差によってパソコンやインターネットの恩恵が受けられる人と受けられない人がいる問題」という意味でしたが、最近は「パソコンやインターネットを活用する知識を持つ人とそうでない人がいる問題」という意味で使われます。

せっかく通信インフラが充実しても、それを十分に活用できなければ意味がありません。
インターネットという世界に張り巡らされたコミュニケーションシステムがあり、日本の家庭へのパソコンの普及率はすでに飽和状態にあります。
それを正しく活用するための橋渡しをするのが、各地のボランティアやパソコン教室の存在です。

最近馬頭のセブンイレブンのすぐ前にパソコン教室が出来ました。
教室の名前は「宮田屋」といいます。
パソコン教室っぽくない名前ですが、昔は饅頭屋とか食堂をやっていたんだそうです。
じつは、うちでも小規模のパソコン学習会をやっています。そして「宮田屋」さんは友人です。

先日教室の様子を見せてもらいました。
教室の開設のために取得した検定資格の証書がずらっと並んでいました。
彼は去年までコンピュータ・プログラミングのプロとして大手企業でソフトウェアの開発をしていました。
しっかりした知識をもった人が指導者の立場に回ってくれるのは心強いことだと思います。

このところテレビや新聞でインターネットがらみの事件が頻繁に報道されていますが、ちゃんとした知識を持てば、いらぬ不安や警戒心を抱くことも無くなりますし、危険を回避することも出来ます。

パソコン教室「宮田屋」
0287-92-3559

まずは無料体験で遊びにいらして、パソコンに触れてください。
通ってみるかどうかは、それからで構いません。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ